概要
東京都が公開したオープンソースの新型コロナウイルス感染症対策サイトをベースに、山口県版として開発・運用していたWebサイトです。2020年4月に山口県の公認を取得し、2023年3月末まで運用しました。
stopcovid19.codeforyamaguchi.org
開発経緯
2020年3月、東京都のコロナ対策サイトがオープンソースとして公開され、全国各地で派生版が立ち上がっていました。三重県版が高専生によって開発されていると知り、自分にもできるかもしれないと思い立って開発を決意しました。
TwitterとCode for JapanのSlackで開発を宣言したところ、5人前後のメンバーが集まり、わずか5日間でリリースにこぎつけました。その後、山口県庁への訪問を経て県の公認を取得。あわせて感染症データのオープンデータ公開も実現しました。
開発・運用の詳しい記録はブログ記事にまとめています。
nisshi.dev
特徴
- オープンデータ連携 — Code for Japanが策定したオープンデータ項目定義書をもとに山口県へ働きかけ、感染症データのオープンデータ公開を実現。サイトの感染者数や検査数を自動更新していました
- 地図による可視化 — 市区町村別の陽性患者データを地図形式で可視化。位置関係がひと目でわかるUIにしました
- 多言語対応 — 日本語・英語に対応。山口県在住の外国人にも情報を届けられるようにしました
- 5日間でリリース — 3月15日に開発を開始し、3月19日にリリース。チームの各メンバーが役割を分担して短期間で仕上げました
技術スタック
東京都版のフォークがベースなので、Vue.js + Nuxt.jsの構成をそのまま引き継いでいます。ホスティングはさくらのクラウドを利用していました。さくらインターネット様がコロナ対策サイト向けに無償提供してくださったものです。
www.sakura.ad.jp
cloud.sakura.ad.jp
山口県のオープンデータ(CSV)をJSONに変換する自動更新スクリプトは別リポジトリで管理しており、Pythonで実装しています。山口県オープンデータカタログサイトから定期的にデータを取得し、対策サイトが読み込めるJSON形式に変換する仕組みです。
ソースコードはすべてGitHubで公開しています。